2011年に「ご当地グルメでまちおこしの祭典!第6回B-1グランプリin姫路」で、「ひるぜん焼そば好いとん会」がゴールドグランプリを受賞したことから注目を集めた、ひるぜん焼そば。
そのはじまりは、昭和30年代のこと。県北屈指の高原地帯である蒜山(ひるぜん)高原では、冬の保存食として各家庭で作られていた味噌を使った焼きそばやジンギスカンが食べられていました。ある時、地元の「ますや食堂(現在は閉店)」のおばちゃんが、ニンニクや玉ねぎ、リンゴなどをあわせた味噌だれに、親鶏のかしわ肉と蒜山の特産であるキャベツを入れて作った焼きそばが評判となり、「ひるぜん焼そば」として定着したのだそうです。
必須の具材は、特製だれと焼きそば、鶏肉、キャベツの4つ。鶏肉は親鶏を使うのが元祖ですが、柔らかく食べやすい若鶏を使っても大丈夫。甘辛い味噌だれに、箸が止まらないおいしさです。
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焼肉店や道の駅など、「ひるぜん焼そば好いとん会」公認店の9店舗(2022年3月現在)で味わえます。「ひる(昼)ぜん」に対抗して考えた、「あさぜん焼そば」「よるぜん焼そば」といった、発祥の地ならではのおもてなしも。詳しくはこちらのWEBサイトをご覧ください。